U.C.0079:7月 地球連邦軍開発の試作モビルスーツの完成

U.C.0079年7月には、地球連邦軍開発の試作モビルスーツである「ガンダム」がロールアウトしました

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※2016/7/31分を加筆・修正の上、再掲載


「V作戦」によって開発されたモビルスーツ

4月に発動された連邦軍の「V作戦」ですが、約3ヵ月を経て、支援用モビルスーツの「ガンキャノン」と

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白兵戦用モビルスーツの「ガンダム」が完成しました

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なお、この「ガンダム」のうち特に1番目に製造された機体(1号機)は後に、「プロトタイプガンダム」と呼ばれています

一方、それ以前に連邦側では「RX計画」により、地球連邦軍初のモビルスーツである「ガンタンク」が完成していましたが、

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この機体は一年戦争勃発前、ジオン公国軍のモビルスーツ開発計画を察知したことを機に開発された対モビルスーツ戦闘車両を全面改修したものでした

そのため、複雑な二足歩行システムの完成を待たずに開発されたこともあり、下半身が無限軌道方式(キャタピラー)の、戦車に人間の上半身を乗せたような格好となっています

そして、連邦側は並行して進めていたエネルギーCAP技術を確立、ビームライフル開発し「ガンダム」と「ガンキャノン」の装備に加えました

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また「ガンダム」は、白兵戦用にビームサーベルも装備していました

ビームサーベルは、エネルギーCAP技術により縮退寸前の高エネルギー状態で保持し、ミノフスキー粒子を収束したビーム状の刀身を形成させて、高い切断・溶解力を持たせた接近戦用兵器となります

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そのほかの基本武装として、対空近接防御火器として60mmバルカン砲を頭部左右に1門ずつ、合計2門内蔵していました

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連邦軍は、この「プロトタイプガンダム」の完成をもってモビルスーツの先行量産を開始、重要拠点を中心に試験配備すると同時に、モビルスーツ支援のための各種兵器の開発を開始しました

モビルスーツの完成をもって、地球連邦軍極東方面軍は第1機械化混成大隊(通称・コジマ大隊)を編成、量産機が配備されていくこととなります


ジオン公国軍の状況

一方この時期には、ジオンにおいて先6月にプロトタイプの完成していたMS-09「ドム」の量産型1号機が製造されたと言われています

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このほか、前月開始されていた東南アジア制圧目的ある「赤」作戦は、連邦側のミデア輸送機等を多用した空輸作戦の展開により思わぬ抵抗を受け、

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結果、ジオン軍は作戦を断念、インド・東南アジア方面への進出は失敗に終わりました

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地球上の一地域での小さな戦果ながら連邦にとっては初めての勝利でもあり、初戦より敗退が続いていた連邦軍にとっては、モビルスーツによる圧倒的な戦力を誇っていたジオン軍を退けることができたという点で、大きな意味があったとも言えます

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しかしながら、7月25日にはドーバー海峡まで追い詰められた残存の連邦軍欧州方面軍の機甲部隊が

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反転攻勢するも失敗し、連邦側は戦力の半数を失うほどの大敗を受けています

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宇宙においても、サイド3周辺宙域に侵入した連邦の強行偵察艦隊がジオン側防衛部隊と交戦、新たにMS-06R-1A「高機動型ザクⅡ改良型」を配備されていた「黒い三連星」によって、マゼラン級戦艦1隻と「セイバーフィッシュ」編隊が殲滅させられました

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またジオン公国軍では、同様に前月より配備され始めた潜水艦艦隊を正式に設立、10を越す艦隊が大西洋・インド洋・北極海に展開され、通商破壊作戦を開始しました


連邦・ジオン両軍それぞれモビルスーツの扱い

宇宙もしくは地上専用や局地戦用機も開発・配備が進められ始めたものの、ザクIIを代表とされる、基本的なコンセプトとしてモビルスーツに当初より汎用性を求めたジオン公国軍に対し、連邦軍では支援用と白兵戦用の機体を二本柱としていました

結果、両軍においてモビルスーツの運用方法も異なったものとなり、「V作戦」による開発から量産化体制を整えつつあった連邦軍は、一方で今後も戦車や航空機といった既存兵器も戦線に投入を続けることとなります








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